2017-01-15

VPNサーバー1

 前回までで、Webで番組表を表示して予約する録画サーバーができ、便利になりました。パソコンや、スマホから予約できます。ただし、家のネットワークを使用している時だけです。でも、外出してるときや、年末年始に実家に帰っていて録画したくなることって、ありますよね。ということで、対策を練りました。



解決策 1)ルータの設定を変えて、外部からのアクセスを直接録画サーバーに通す。
       これは、セキュリティー上、あまりよろしくない感じがします。却下!

解決策 2)バーチャルプライベートネットワーク(VPN)で、家のネットワークにつないで、録画サーバーにアクセスする。
       VPNの構築が必要になりますが、セキュリティー上、これがよいと思います。

ということで、解決策 2)で進めることに。いろいろ調べると、VPNにもいろいろな方式があるようです。

①TTPT
②IPsec
③OpenVPN



 セキュリティー的には、IPsecかOpenVPNがいいみたいです。で、詳細を調べてみたところ、構築が結構ややこしそう。で、とりあえず「PPTP」で妥協です。PPTPなら、バッファローがPPTP機能を内蔵したルーターも売ってたりしますので。

 その頃、将来的に録画サーバーを小型化するために新しいマザーボードを購入していました。またまた、CPUオンボードのINTELの「DN2800MT」です。これを使って、UBUNTUサーバーをもう一台構築し、そこにVPNサーバーソフトを構築しました。なぜ、録画サーバーに構築しなかったかというと、VPNサーバーが原因で、OS再インストールとなった時の録画サーバーへの影響を考えてです。

 最終的には「PPTP」は採用しなかったので、構築方法は省略します。

 構築が完了し、サーバーを起動し、外部のネットワークからWindowsノートPCから接続できました。

 ただ、セキュリティー面が不安になり、実運用では採用しませんでした。

 次に「IPsec」について、「OpenSwan」というソフトで構築しました。接続はできるものの、速度が遅く、そのため不安定で、こちらも実運用では採用しませんでした。

 最後に残ったのは、「OpenVPN」です。構築で、証明書発行するなど、面倒だと思って、後回しにしてました。一途の望みをかけ、構築していきます。

 構築に関しては次回から詳しく書いていきます。

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