2016-12-21

デジタルオーディオテープ

 前回の記事で、セパレートアンプなるものを購入したと書きました。ちょうどその頃、同期の数人もステレオを買いたいということで、行きつけのオーディオ店に連れて行きました。
 いろんな製品の中で、YAMAHAが面白いアンプ(DSP-1)を出していました。普通のアンプは、選ばれた入力ソースの音を、若干、高音を大きくしたり、低音を大きくしたり調整して、好みの音にします。それを増幅させて、スピーカーに送り、音を出します。しかし、このYAMAHAのDSP-1というアンプは、アンプ内にプロセッサーが内蔵されており、音をプロセッサーで加工してその後、スピーカーに送るというものでした。今のサラウンドの原点ともいうべきアンプです。世の中には、こんな方法で音を装飾するやり方があるのかと、感心したものです。やはり、日本という国はすごいですね。サラウンドは出だしということもあり、まだまだ高価なのと、映画を見るつもりがなかったので、その時は、気にもかけていませんでした。