2016-12-14

オーディオへの誘い

 人間50年下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり・・・ と私も50歳を迎えようとする今日この頃。大した趣味はないのですが、今までのことをちょっと振り返ってみたいと思います。記事の中で、何か、どなたかのヒントになればいいのですが。その合間に、日々の出来事も織り交ぜていきたいと思ってます。まあ、とにかく迷ったら、進んでみる!! ということで、始めます。

 今宵からは、しばらく、最初の趣味といってもいいかな?オーディオについてです。



 オーディオへの底なし沼に足を踏み入れたのは、今から30年ほど前のこと。兄が単品のコンポを大学生の時に買っていたので、自分も大学生になったらコンポを買おうと思い、夏休みのバイト代をはたいて買いました。ダイヤトーンのスピーカー、AIWAのカセットデッキ、DENONのレコードプレーヤー、YAMAHAのアンプと当時10万円ぐらいだったと思います。

 しばらくは、これで満足して聴いていました。当時聞いていたのは、J-POPだったと思います。たぶん、そんなに音にもこだわりがなく、大きな3WAY(大きさの違うスピーカーの丸いのが3つある)スピーカーから大きな音が出る、それで満足していました。当時は、貸レコード屋があり、レコードを借りてきては、カセットテープに録音して聴く、というのが当たり前でした。レコードって、「プチ、プチ」というノイズと、レコード針が溝を進むときの「ズーッ、ズーッ」という音が聞こえてくるのですが、それが当たり前だったので、気にはなるけど諦めて聴いていました。

 1年ぐらい経った頃でしょうか。テレビのコマーシャルで、コンパクトディスク(CD)なるものが、流れていました。レコードのようにノイズが出ない、そして盤が小さい、傷に強い、といいことづくめ、でも、当時は、CDプレーヤーだけで20万以上していたので、学生の身分では到底、手が出ない ということで、発売当時は購入を諦めていました。

 発売から1年ぐらい経った頃、型落ち品が7万円を切って売っていたので、なけなしのお金をはたいて、CDプレーヤーを購入しました。コマーシャルで言っていた通り、ノイズがない、感動でした。今までのレコードは何だったのか、もうレコードには戻れません。しか~し、まだレンタルCDがなかったので、CDは買うしかない。CDプレーヤーを買うのにお金を使い果たしていたので、食費を削っては、月に1枚程度、買っていきました。さらに1年が経った頃、レンタルレコード屋さんは、レンタルCD屋に変身し、学生の救世主になったのでした。

 ここまでは、底なし沼にはまだ足を踏み入れる前で、軽く水たまりに足が入った程度です。次回から、底なし沼へはまっていく話をします。

0 件のコメント:

コメントを投稿