2016-12-28

ラックスM-06α

 前回、夢のスピーカーを手に入れたわけですが、そうなると、それを鳴らすものにも目が向くようになります。そう、アンプです。セパレートアンプを使っているのですが、やはり、先に替えるのは、パワーアンプとなります。使っていたONKYOの「M-508」は針が大きく、見た目には最高なのですが、音という面では、さらに上があります。いわゆるA級アンプと呼ばれるものです。A級アンプの特徴は、効率が悪く、発熱が多い=消費電力が高いのですが、音の品質がいいです。それに対してこれまで使っていた「M-508」はB級アンプと呼ばれるもので、効率がよく、大出力向きではあるのですが、ひずみが大きい=音質が悪いといった特徴を持っています。やはり音にこだわるならば、A級アンプを選びます。



 ここで、選んだのが、LUXMANの「M-06α」という機器です。










こちらが「M-06α」です。

 出力を表示するデジタルの小窓が付いていて、、やはり「M-508」のほうが見た目は断然いいのですが、「音のためなら仕方がない」と割り切って、替えました。ついでにスピーカーケーブルもちょいと(1mで2万円ぐらい)に替えてみました。
 ちょっと余談ですが、学生のころ、Audio-Techicaから発売されていた単芯(銅の太い線)のスピーカーケーブルに替えたことがあるのですが、非常にすっきりした音に変化したことがありました。それ以来、スピーカーケーブルにはそれなりに投資しています。もし、余裕があれば替えてみてください。随分、音が変わりますよ。ただし、音は好みなので、必ずしも高いケーブルが自分好みとは限りません。できれば、試聴して購入することをお勧めします。
 このLUXMANの「M-06α」ですが、ステレオとモノラルの切り替えスイッチが付いていて、モノラルにすると、出力が大きくなります(理論上は、2段で音を昇圧する)。そんな使い方ができるアンプで、この後、中古で1台買い足して、モノラル×2台で使用する方法に変更しました。ステレオモードでの使用でも出力が足りないわけではありませんでしたが、余裕があるほうが、音も良くなるのです。こうして、パワーアンプ、スピーカーと現行システムの機器となっていったわけです。
 次回は、CDプレーヤーについて、話していきます。

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