2017-01-20

DDNS

前回の最後に書いたことを、詳細に書いていきます。

まずは、

 契約しているプロバイダの付与IPアドレスが固定でない場合、自宅ネットワークへつなぐためのIPアドレスの指定 についてです。



 通常、プロバイダと契約すると、家の外部と接続するために、グローバルIPアドレスを付与されます。しかし、多くのプロバイダでは、契約者1人1人に決まった(固定)グローバルアドレスを付与するのではなく、接続順にアドレスを付与する形をとっています。したがって、一度接続が切れて、再接続したときには、付与されるアドレスは変わります。外部から自宅のネットワークに接続するには、このグローバルアドレスを指定して接続に行きます。指定するアドレスが変わると、接続できなくなります。

 そこで、Dynamic DNS というサービスを利用します。

 Dynamic DNS というサービスは、まず、サービス内でドメインを取得します。ドメインと言っても、サブドメインです。グローバルIPアドレスをPCから通知すると、ドメイン名とIPアドエスを紐づけてくれるサービスです。例えば、「blog」というサブドメインをとったとします。メインが「ddns.co.jp」とすると、自分のドメイン名は「blog.ddns.co.jp」となります。PC(自宅のルーター)のグローバルIPアドレスが、「211.221.231.241」だったとすると、「blog.ddns.co.jp」にアクセスがあったら、サービス側で「211.221.231.241」にアクセスと読み替えてくれます。

 最初は(3年ぐらい)、「 Dynamic DO!.jp」という無料のサービスを使用してました。ただし、途中で、無料が終了するとか、無料で継続するには何かしなければならないとか、ややこしく感じたので、「MyDNS.JP」に乗り換えました。現在も、「MyDNS.JP」を使用しています。

 当然ですが、Dynamic DNSは、通知したときのグローバルIPアドレスとの紐づけをするので、そのあとで、ルーターが再起動した場合、グローバルIPアドレスが変わり、紐づけができなくなります。この対策として、「DiCE」というソフトを導入しました。

 「DiCE」のインストール、設定方法等は、次回で話します。

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