UBUNTU Serverはログインしたら、リモートでの操作になるので、キーボードを取り外します。モニターも見る必要はありません。
通常のPC(Windows)に「Poderosa」というソフトをインストールします。これがリモート操作をするためのソフトです。
「Poderosa」を起動し、上部にある「Telnet/SSH接続」(PCのアイコン)を押し、開いた画面で「ホスト」に「UBUNTUのIPアドレス」、「アカウント」に「UBUNTUのユーザー名」、「バスフレーズ」に「UBUNTUのパスワード」を入力し、「OK」をクリックします。するとUBUNTUにリモート接続します。そのあとは、以下の記述(コマンド)をコピー&貼り付け(リモート画面では右クリックしてメニューを表示して、貼り付けしかできない)で進めていきます。
録画サーバーの構築は、以下の手順で進めます。
1.機器認識 PT2とカードリーダーを認識させる ←今回
2.ソフト導入 暗号解読ツール&録画ツールのインストールを行なう
3.共有設定 Windows共有の設定を行なう
4.録画設定 EPGrecで番組表による録画環境を構築する
5.録画検証 EPGrecの設定と録画を行なう
今回は、「1.機器認識 PT2とカードリーダーを認識させる」です。
■機器認識 PT2とカードリーダーを認識させる
A01 最新ドライバをダウンロードする
wget http://hg.honeyplanet.jp/pt1/archive/tip.tar.bz2
A02 ダウンロードしたファイルを解凍する
bzip2 -dc tip.tar.bz2 | tar xvf -
A03 ドライバをビルドする為に必要なパッケージをダウンロード
sudo apt-get -y install build-essential linux-headers-`uname -r`
→設定したパスワードを入力
A04 解凍したディレクトリに移動する
cd pt1-bc173c443e4d/
******************************************************
※注意
A01でダウンロードしたドライバが更新されると
ディレクトリ「pt1-bc173c443e4d」の名称が変わる。
A04以降がでエラーがでる場合は、
Windowsのブラウザから
http://hg.honeyplanet.jp/pt1/archive/tip.tar.bz2
をダウンロードしてファイルを解凍、
解凍したフォルダ名がA04の「cd 」以下になる。
******************************************************
A05 PT2ドライバのディレクトリに移動
cd driver/
A06 PT2ドライバをコンパイルする
make
A07 PT2ドライバをインストールする
sudo make install
A08 ルールファイルをコピーする
sudo cp etc/99-pt1.rules /etc/udev/rules.d/
A09 シャットダウンする
sudo /sbin/shutdown -h now
A10 PT2を接続する
A11 Poderosaを再接続
A12 PT2の認識を確認する
dmesg | less | grep 'pt1'
*ubuntu 10.10の場合、
DVBのドライバと、キャラクタドライバがバッティングして以下のエラーが出て録画できない
Cannot tune to the specified channel となるので、
sudo vi /etc/modprobe.d/blacklist.conf
で、最後に以下を書き込む。
blacklist earth-pt1
これで、DVBドライバを、ロードしないようにした。
再起動が必要!!!
[ 7.246457] pt1-pci.c: 1.1.0 2010-01-27
[ 8.621533] pt1_thread run
と表示されれば、OK。
A13 カードリーダーのパッケージをインストール
sudo apt-get -y install libccid pcsc-tools
→設定したパスワードを入力
A14 カードリーダーを接続する
A15 認識されたか確認する
pcsc_scan
A16 「0: SCM SCR 3310 NTTCom 00 00」が表示されていれば認識している
A17 「Ctrl」+「Z」でコマンドラインに戻る
次は「ソフト導入」です。続きは次回で。
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