2017-01-08

UBUNTUインストール

  1回、SSDの記事を挟みましたが、続きを行きたいと思います。

 ダウンロードした「UBUNTU Server10.10 LTS」をCD-Rに焼いて、前回紹介したパーツで組み上げたPCにインストールしていきます。




①言語
言語を聞かれるので、「日本語」を選択します。

②メニュー
次に、メニューが出てくるので、「Ubuntuサーバーをインストール」を選択します。

③言語確認
選択された言語(日本語)の翻訳は完全ではない旨の確認が出ますが、ここは「はい」で進めます。

④場所
次は、場所の選択です。もちろん「日本」を選択します。

⑤キーボード設定
次はキーボードの設定を行います。キーボードが由来する国で「日本」を選択後、キーボードレイアウトで「日本語」を選択します。

⑥ネットワーク設定
次がネットワークの設定です。「ネットワークを手動で設定」を選択します。IPアドレスを聞かれるので、自宅内で運用しているIPアドレスを入力します。最近の家では、ルーターなるものが設置していると思います。その「..」で区切られている最後の3桁と任意の数値にします。他の機器と被らないように。例えば、ルーターが「192.168.1.1」だったとすると、「192.168.1.38」(サーバーなので38)とかです。
その後、ゲートウェイを入力します。これは、ルーターのIPアドレスです。先の例でいくと、「192.168.1.1」と入力します。
次がホスト名です。このサーバーの名前です。「ubuntu」と入力しました。

⑦時刻設定
自動的にタイムゾーンが検出されます。問題がなければ[はい]を選択します。

⑧ディスクのパーティショニング
パーティショニング方法で、「ガイド - ディスク全体を使いLVMをセットアップする」を選択します。LVMとは、「Logical Volume Manager」(論理ボリュームマネージャ)の略で、複数のハードディスクを1つにでき、また、追加した場合もそのまま拡張できるというメリットがあるようです。
パーティショニングするディスクの選択になります。今回は、1つのハードディスクしかないので、1つしか表示されません。表示されたハードディスクを選択します。
次にディスクへ変更を書き込みLVMを設定するか確認されるので、[はい]を押して続行します。
ガイドによるパーティショニングを利用するボリュームのサイズを設定する画面が表示されます。今回はデフォルトのまま(最大サイズ)とします。
ディスクに変更を書き込むかの確認画面が表示されます。[はい]を選択します。

ファイルシステムの作成が始まりますので、しばらく待ちです。

⑨ユーザーとパスワード設定
ログインユーザーの作成画面が表示されるので、ユーザー名を入力し、「続ける」を選択します。
続いて、パスワードも入力します。パスワードは確認のためもう一度聞かれるので、同じものを入力します。
ホームディレクトリの暗号化についての確認画面が表示されます。今回はホームディレクトリは暗号化しないので[いいえ]を選択します。
パッケージマネージャの設定画面が表示されます。プロキシを利用する場合はプロキシ情報を入力します。今回はプロキシは使わないので空欄にして[続ける]を選択します。
システムのアップグレードの管理方法の確認画面が表示されます。今回は自動アップデートは使わないので[自動的にアップデートしない]を選択します。

⑩ソフトウェアの選択
追加でインストールするソフトウェアの一覧が表示されます。インストール後は、通常のPCからリモート操作をするのと、ファイル共有を行えるようにするため、以下の3つを選択します。
・LAMP Server
・OpenSSH Server
・samba file server

ソフトウェアのインストールが始まり、しばらく待ちです。

⑪grub-pc設定
GRUBブートローダをインストールするか確認されるので、[はい]を選択します。

⑫再起動
インストール完了画面が表示されます。[続ける]を選択してPCを再起動します。

⑬ログイン
先ほど作成したユーザーとパスワードでログインします。パスワードは入力しても何も表示されませんが、ちゃんと認識されています。

 とりあえず、UBUNTU SERVERのインストールは完了です。次回からは、録画サーバーのソフト構築を行います。

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