SSDを換装してから、数日間、S-ATA3.0に新規SSD(CrucialMX300)を接続し、起動ドライブとして使用してきましたが、特に問題がないようなので、SSD換装前まで起動ドライブとして使用していたPLEXTOR M5Pro ×2 (RAID0) を取り外し、CrucialMX300をS-ATA6.0に接続しました。
CrystalDiskMarkでベンチを取りましたので、結果を載せます。
まずは、S-ATA3.0に接続した時の結果です。
次に、ブーストツール(Crucial Storage Executive)で、一時キャッシュを有効にします。
再起動をするので、他のアプリは終了させておきます。
①「Crucial Storage Executive」を起動します。
②「一時キャッシュ」をクリックします。
③「一時キャッシュの有効化」をクリックします。
④再起動を求められるので、「一時キャッシュの有効化とシステムの再起動」をクリックします。
再起動後、ブーストが有効になります。
一時キャッシュに使用するメモリーの容量ですが、大体1GBぐらいです。
ブーストさせた時の結果です。
この後、S-ATA6.0に接続しなおしました。
接続変更後の結果です。
更に、ブーストツール(Crucial Storage Executive)で、一時キャッシュを有効にして、ブーストさせた時の結果です。
結果から見ると、ブーストさせないときは、S-ATAの規格で3.0の場合は頭打ちになっているようですが、ブーストさせたときは、メモリーをキャッシュ先に使用するので、S-ATA3.0でも、S-ATA6.0でも同等の結果になっています。一時キャッシュは、メモリーに一時的にデータを保存し、シャットダウン時にSSDに書き込みに行くので、正常にシャットダウンしないときには、データがなくなる可能性があります。
以上のことから考えると、ブースト機能時は、S-ATA3.0の規格しかないノートPC(バッテリーが機能するのが前提)で、メモリーの容量が十分なものでは、効果が大きいと思います。
私の環境もバッテリーがないのですが、データは、別のHDDに保存しているのと、停電等による電源が急に落ちる確率が低いと判断し、現段階では、ブーストしたまま使うつもりです。
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