2017-01-07

SSD換装結果

 SSDを換装してから、数日間、S-ATA3.0に新規SSD(CrucialMX300)を接続し、起動ドライブとして使用してきましたが、特に問題がないようなので、SSD換装前まで起動ドライブとして使用していたPLEXTOR M5Pro ×2 (RAID0) を取り外し、CrucialMX300をS-ATA6.0に接続しました。




 CrystalDiskMarkでベンチを取りましたので、結果を載せます。

まずは、S-ATA3.0に接続した時の結果です。


 次に、ブーストツール(Crucial Storage Executive)で、一時キャッシュを有効にします。

 再起動をするので、他のアプリは終了させておきます。

①「Crucial Storage Executive」を起動します。
②「一時キャッシュ」をクリックします。


















③「一時キャッシュの有効化」をクリックします。


④再起動を求められるので、「一時キャッシュの有効化とシステムの再起動」をクリックします。













再起動後、ブーストが有効になります。

一時キャッシュに使用するメモリーの容量ですが、大体1GBぐらいです。

ブーストさせた時の結果です。


この後、S-ATA6.0に接続しなおしました。

接続変更後の結果です。


更に、ブーストツール(Crucial Storage Executive)で、一時キャッシュを有効にして、ブーストさせた時の結果です。













 結果から見ると、ブーストさせないときは、S-ATAの規格で3.0の場合は頭打ちになっているようですが、ブーストさせたときは、メモリーをキャッシュ先に使用するので、S-ATA3.0でも、S-ATA6.0でも同等の結果になっています。一時キャッシュは、メモリーに一時的にデータを保存し、シャットダウン時にSSDに書き込みに行くので、正常にシャットダウンしないときには、データがなくなる可能性があります。

 以上のことから考えると、ブースト機能時は、S-ATA3.0の規格しかないノートPC(バッテリーが機能するのが前提)で、メモリーの容量が十分なものでは、効果が大きいと思います。

 私の環境もバッテリーがないのですが、データは、別のHDDに保存しているのと、停電等による電源が急に落ちる確率が低いと判断し、現段階では、ブーストしたまま使うつもりです。

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