2017-01-06

UBUNTU

 LINUXのサーバーに「PT2」というチューナーを付け、録画します。録画した番組は、再生機能を持ったテレビやメディアプレーヤーで再生します。

 デジタル放送を扱うパソコンについては、録画時にはそれほど性能が必要ありませんが、再生時に性能が必要になります。したがって、録画をし、再生時にはファイル転送しかしないLINUXサーバー機にはそれほど能力が必要ないことがわかりました。それよりも、24時間365日稼働させるので、省電力である必要があります。そこで、CPUオンボードのINTELのD525MW というマザーボードを選びました。




 ハードディスクは2TB、メモリーは2GBです。これに「PT2」というチューナー、「SCR3310」というカードリーダーをそろえました。

 なぜ、OSはWindowsを選ばないのか。それは、Windows自身がCPUのパワーが要るOSなのと、そしてなんといってもLINUXは無料なのです。実は、LINUXには、いろいろなOSがあります。今回は、「UBUNTU」というOSを選択します。前に少し触ったことがあるのと、「本」にそう書いてあり、同じもので進めるほうが楽だからです。

 それでは、さっそくインストールします。が、その前に、いつも使っているPCで「UBUNTU」をダウンロードします。

 その当時、ダウンロードしたのは「UBUNTU Server 10.10 LTS」です。Serverを選ぶ理由は、PCへの負荷軽減のためです。基本的にUBUNTU Serverはコマンドでの運用(CUI)です。ウィンドウやアイコンなどをマウスで操作して、キーボードで文字入力を行うタイプ(GUI)よりも当然、CPUの負荷は小さくなります。ただし、UBUNTUは後で、CUI⇔GUIを切り替えることができるので、どうしてもCUIがダメなときは、GUIに切り替えられます。今回は、CUIのまま構築を進めました。

 LTSとは、「LONG TURN SUPPORT」の略で、長期間サポートしますのということです。長期間とは5年間です。通常版は、無償セキュリティアップデートが、少なくとも9ヶ月間提供されますが、LTSは5年間提供されるのです。そこで、今回はサーバーということで、長く使うので、LTSを選択しました。

 構築の詳細については、次回から話していきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿