2017-01-02

TA-ER1

 レコードプレーヤを購入して、CDプレーヤーはほとんど聴かなくなりました。そのころの土日は、中古のレコード屋を探しては、クラシックのレコードを買いあさる生活をしていました。
 オーディオはというと、ほぼ、欲しいものを買いそろえて、満足できる状態になっています。もう、買うものはないだろう(浪費生活に終止符か、底なし沼の底が見えてきたかなと思った矢先、またまた、行きつけのオーディオ店から、掘り出し物の情報が飛び込んできました。



 当時、SONYがRシリーズという高級品を出していました。コントロールアンプ、パワーアンプ、スピーカー、確かCDプレーヤがシリーズとして売られていました。そのショールームの展示品が安く処分されているというものでした。
 私のコントロールアンプはOMKYOの「P-308」のままで、システムの中では見劣りするものでした。そこで、安くなっているコントロールアンプを紹介されたのです。そのコントロールアンプが「TA-ER1」です。


こちらが「TA-ER1」です。

 定価では100万円ですが、信じられない値段で購入できました。4分の1ぐらいでした。ただ、リモコンが付いていないというものでした。このあたりまで沼にはまるとリモコンなんて不要という感覚なので、全然気になりません。
 これで、必要な機器はそろいました。この機器で音楽を聴いていると、ふと、眠りに誘われます。その眠りは、熟睡していくものではなく、音楽が止むと、ふっと目が覚めるものです。
 そうそう、これで終わりではありませんでした。前にも書きましたが、使っているパワーアンプは切り替えでモノラルアンプとして、使用できます。そこで、同じパワーアンプを追加し、モノラルで駆動して聴くようになりました。更には、それぞれのアンプをステレオに戻して、スピーカーのウーファーとツィーターをそれぞれスピーカーケーブルで接続し、右のスピーカーを2つ(アンプは1つですが、アンプの右チャンネルでウーファーを左チャンネルでツィーターを駆動)の増幅器で鳴らすバイアンプ方式に変更しています。これで、オーディオは現行システムとなりました。
 次回は、前回の最後に触れた「レコードプレーヤーはCDプレーヤーと違って、買って終了にならない」という部分について書きます。

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