いろんな機能があるので、すべてを紹介することはできませんので、今回は、SQLServerあるデータをPower BI Desktop に読み込んできて、表形式に表示させた後、これをグラフ表示にしたものを追加するといった操作について説明していきます。
なお、Power BI Desktop は、データをメモリに読み込んで、表示をさせるタイプのBIツールなので、メモリの空きが少ない場合は、作業がスムーズにいかない可能性があります。すなわち、32bitOSのPCでは、メモリが3GBまでしか認識しないので、この製品は向かないかもしれません。
さて、それでは、早速、使っていきます。
①アプリ起動
②データソース選択
③視覚化(表示)
①アプリ起動
デスクトップにショートカットを作成していれば、下のアイコンをクリックして起動します。。
ショートカットを作成してなければ、Windowsメニューから、「Power BI Desktop」を起動します。
起動すると、下のような画面となるので、「データを取得」をクリックします。なお、前回作成したものの編集をする場合は、薄青色枠で囲んだ部分に出てくるので、そちらをクリックします。今回は、「データを取得」で進めます。
Power BIで使用するデータを選択します。いろいろなものからデータを引っ張ってこれるのですが、今回は、PCにインストールしてある「SQL Server」のデータを強いよ済ます。
まず、「SQL Server データベース」をクリックし、「接続」をクリックします。
SQL Server データベースの画面が出るので、サーバーに「localhost」と入力し、「OK」をクリックします。
読み込むデータベースのテーブルを選択(チェックを付ける)し、「読み込み」をクリックします。
読み込みが終わると下の図のように右側に読み込んだテーブルの項目が表示されます。
※視覚化したときにデータを説明しておきます。
このデータは、ゲーム内での船を使用可能となる、3つの要素(冒険レベル、交易レベル、戦闘レベル)の数値を表しています。
③視覚化(表示)
-1.表
右上の「テーブル」をクリックします。
すると、テーブルの面影のようなものが左の白い部分に現れます。
次に、このテーブルに表示する項目を右のテーブル項目から選びます。並べたい順にチェックを入れていきます。
選んでいくと、先ほどのテーブルの面影にデータが表示されます。
-2.グラフ
次に、数値だけ並んでいてもわかりにくいので、棒グラフで表します。先ほどのテーブルを切り替えることもできますが、今回は、新たに作成します。
右上の「集合縦棒グラフ」をクリックします。
次に、軸になるものをチェック入れます。ここでは、「名称」にしました。続いて、値になるものを順番にチェックを入れていきます。ここでは、「冒険L」→「交易L」→「戦闘L」の順でチェックを入れます。
すると、下の図のようなグラフが完成します。
-3.グラフ種類変更
先ほどの「集合縦棒グラフ」では、各要素でのレベルは見えましたが、合計でのレベルはわかりにくいので、「積み上げ棒グラフ」に変更します。
先ほどのグラフを選択(クリックしておく)して、右上の「積み上げ棒グラフ」をクリックします。
これで、グラフが切り替わります。
-4.フィルター(データ絞込)
データを絞込を行います。先ほどの「積み上げ棒グラフ」の中で、ある要素がある数値以上のものを除外します。ここでは、戦闘Lが40以上のものを除外します。
右のフィルターの欄の「戦闘L(すべて)」をクリックし、「フィルターを適用」をクリックします。
すると、下の図のように、戦闘Lが40以上のデータが表示されなくなります。
このようにBIツールは、読み込んだデータをアプリの上で、簡単にグラフを変えたり、表示条件(フィルターの項目および値)を変更できるものです。一度使いだすと、もう、Excelにデータをコピーしてきて、グラフを作る気がしません。
今回は「Power BI Desktop」を使用しましたが、機会があれば「QlikView Personal Edition」についてもしゆおうしてみたいと思います。
以上がBIツールの紹介でした。
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