今日は、BIツールなるものを紹介します。
BIツールとは、「ビジネスインテリジェンス・ツール」のことで、いろいろなデータを集めてきて、見やすくグラフ化するためのツールです。BIツールを使わないときは、データをEXCELにコピーして、そこでグラフを作成したりしますが、このツールを使うと、データソースを指定してやり、縦軸と横軸になる項目を指定すると、簡単にグラフ化できます。また、グラフの種類も簡単(ワンクリック)に変更できます。一度使うと、便利さがわかると思いますので、一度、試してみてはと思います。
BIツールは、いろいろな製品が出回っていて、企業であれば、以下のような製品を購入して使用していくのだと思います。
・QlikView
「QlikTech社」のBIツールです。大量データを簡単な操作で自由に分析できるインメモリBIツールです。インメモリとは、データをHDDやSSDに保存するのではなく、メモリー上に一時保存して使用するもので、高速化できます。
・Qlik Sense
「QlikView」と同様、「QlikTech社」のBIツールです。こちらは「QlikView」と比較して、実際にデータを扱うユーザーが使用しやすいといったBIツールです。
・Tableau
「Tableau Software社」のBIツールです。操作感が非常によく、直感的に使用できます。
・MotionBoard
「Wing Arc 1st社」(日本企業)のBIツールです。「MotionBoard」の最大の特徴は、データ追加や更新ができることです。ある意味、BIツールとしては反則のような気もしますが、見る画面で、データ操作が行えるのは、魅力です。
・Power BI
「Microsoft社」のBIツールです。マイクロソフトというなじみがあるメーカーというだけで、安心感があります。
無料で使用できるバージョンが用意されているものもあります。「QlikView」=QlikViewPersonal Edition、「Power BI」=Power BI Desktop です。今回は、マイクロソフトの「Power BI Desktop」を使ってみたいと思います。
1.Power BI Desktopのインストール
①まずは、マイクロソフトのPower BIのサイトに行きます。そのサイトの「ダウンロード」をクリックします。
②名前、メールアドレス、国等を聞かれますが、ここは、右上の「×」でも進めます。今回は、「×」で無記入(回答せず)で進めます。
③ダウンロードしたファイル「PBIDesktop_x64.msi」をクリックして、インストールします。なお、x64は64bitOS用です。
注)
PowerBIは、メモリーにデータを展開(インメモリと言うそうです)するので、64bitOSで、しかもある程度メモリ容量が大きくないと、スムーズに使用できないかもしれませんが、32bit環境の場合は、以下の手順で、32bit版を入手します。
32bit版を使用したい場合は、こちらのサイトに行きます。
「高度なダウンロードオプション」をクリックします。
開いた画面で、まず、言語(Select Language:)で、「Japanese」を選択します。
日本後で表示されるので、「ダウンロード」をクリックします。
「PBIDesktop.msi」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
画面左下の「保存」をクリックして、ダウンロードします。
④「ようこそ・・・」画面が出るので、「次へ」をクリック。
⑤使用許諾契約書を読んで、問題なければ、「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリック。
⑥インストール先を入力し、「次へ」をクリック。デフォルトは「C:\Program Files\Microsoft Power BI Desktop\」です。今回は、デフォルトのまま進めます。
⑥デスクトップにショートカットを作成する場合は、チェックを入れ、「インストール」をクリック。
⑦「完了」をクリックすると、インストール完了です。
次回では、実際に使用してみたいと思います。
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